Magnolia★大人のピアノ日記

再開したピアノを趣味として楽しんでいます。

ラヴェル:マ・メール・ロワ「眠りの森の美女のパヴァーヌ」をピアノソロで弾きたい!

青い花が咲く森の中

 

「眠りの森の美女のパヴァーヌ」を弾き始めました!

 

 

「眠りの森の美女のパヴァーヌ」を弾きたくなった

最近は忙しさと体調不良が重なり、疲れやすく、偏頭痛もしばしば…。それでも、ピアノを弾きたい気持ちがあるので、体調を見ながら短い時間で弾いています。

 

しかし、ここ数日は気怠さもあってか、静かでゆっくりの粛々とした曲が恋しくなってしまいました。

 

そこで、ラヴェルの組曲《マ・メール・ロワ》より「眠りの森の美女のパヴァーヌ」です。ゆったりと美しい短調の曲。

 

良い曲だなぁと思って聴いているうちに、自分でも弾きたいという思いが湧き出てきました。元はピアノ連弾曲ですが、今はひとりの、ささやかな楽しみとして弾きたいです。

 

《マ・メール・ロワ》ピアノソロ楽譜

ピアノソロの楽譜を検索したら、いくつか見つかりました。市販で手に入りやすいものを挙げておきます。

 

マ・メール・ロワ ピアノソロ楽譜

編曲者(出版社)

・Jacques Charlot(デュラン)1910年出版 多く弾かれる

・後藤丹(全音)

・務川慧悟(ミューズプレス)

 

Jacques Charlot(ジャック・シャルロ)編曲版

YouTubeを見ていると、ジャック・シャルロの編曲がよく弾かれていました。1910年出版、歴史もある楽譜です。私が知らなかっただけで、マ・メール・ロワのピアノソロと言えば、ジャック・シャルロ編曲が有名なのでしょうね。

 

シャルロ版は、IMSLP(ペトルッチ楽譜ライブラリー)よりダウンロードも可能。リンクも貼っておきます。

Ma mère l'Oye, M.60 (Ravel, Maurice) - IMSLP

For Piano (Charlot)#02793が対象の楽譜です。

Complete Scoreの文字をクリックして、ダウンロードを続行するメッセージに応答します。pdfファイルの1ページ目が「眠りの森の美女のパヴァーヌ」です。

 

私も、シャルロ編曲の楽譜を選びました。早く楽譜を見たくて、弾きたくて。ダウンロードした楽譜には、運指がありません。がっかり…。それでも、弾きたいので、運指は自分で考えることにしました。「眠りの森の美女のパヴァーヌ」は1ページなので、大丈夫!

 

見た目はシンプルな譜面ですが、音域が広いです。私には、弾き辛い跳躍の部分もあります。そして、音は2つですが、9度を掴む部分も出てきました。私の手の広がるギリギリの範囲です。連弾の曲をソロにすることで曲の雰囲気が変わらないように、そうなっているのかな。慣れるように頑張ろう。

 

「眠りの森の美女のパヴァーヌ」難易度は?

ソロの難易度としては、テンポがゆっくりで、譜読みが大変ではなく、1ページと短いことから、初中級の方から挑戦できるのではないでしょうか。4声が出てきますので、各声部のバランスを考えて弾くことは難しいですよね。綺麗に弾けるようなりたいです。手の大きさによっては、弾きやすさが随分変わりそうです。

 

参考までに、連弾は、プリモ・セコンドとも初級から弾けます。シンプルで美しいです。楽譜のリンクはこちらです。

Ma mère l'Oye, M.60 (Ravel, Maurice) - IMSLP

#02909「Complete Score」よりダウンロード続行できます。

 

ソロも音は早々に取れましたが、静かな美しさを出せるようには、まだまだ程遠いです。「眠りの森の美女のパヴァーヌ」は、今の気分に合った好きな曲。このまま少しずつ練習を続けることにします。

 

他にもおすすめの曲について、書いています。美しい曲を紹介しています。

ピアノレッスン日記 暗譜で部分練習をしてミスを減らす

花と楽譜の画像

 

約2週間ぶりにピアノレッスンに行ってきました。

 

 

瞑想 メンデルスゾーン

発表会の曲、メンデルスゾーン《無言歌集》より「瞑想 Op.30-1」を弾いています。今は譜読みの段階です。

 

前回レッスンでは、以下のような宿題がありました。練習量は少なかったものの、地道に取り組んだと思います。「瞑想」は4声の曲です。

  • 各声部毎に弾く(ソプラノだけ、アルトだけ、など)
  • 2声で練習する(ソプラノとバス、ソプラノとアルト、など)

 

暗譜で部分練習

始めに曲の途中まで楽譜通りに演奏しましたが、ミスがあります。宿題のパターンでも演奏。これなら、間違いがほぼありません。音が少なくなりますから、易しくなりますね。

 

音を覚えると弾き辛さやミスも減るそうです。確かにそうですよね。それは、私にもわかります。でも、まだ譜読みも終わっていないし…。そう思っていると、先生より「譜読みの段階でも少しずつ暗譜で練習をすれば、楽譜をじっと見て弾くよりも、弾きやすくなってくる」とのお話がありました。

 

かなり短く区切って、暗譜で部分練習です。前回の宿題のように、声部毎に弾くことから始めます。これを繰り返しながら、先に進めていきます。

 

ほんの少しの暗譜でさえ、覚えた!と思っても翌日には忘れていて、自分でがっかりすることも多いです。練習を続ければ定着してくれるのかな。ミスタッチは減らしたいです。

 

譜読みが終わるころには、暗譜が随分進んでいた!ということになれば嬉しいです。しかし、アラフィフなので期待薄。少しは暗譜できた!でも良いほうです。

 

メロディの音は、高い音が多くて耳によく入るので、覚えやすいのですが、指使いやメロディ以外の音がなかなか覚え辛いと感じます。練習が必要ですね。

 

次回レッスンに向けての宿題は、譜読みを進めること。家では、ざっくりと最後まで弾いていましたが、音が取れただけでした。少しずつ部分練習で深めようと思います。この曲の調「変ホ長調」の音階とアルペジオも継続して練習です。

 

メンデルスゾーン《無言歌集》、「瞑想」をはじめ、気品ある曲が多くて大人におすすめです。

 

雪は踊っている ドビュッシー 

ドビュッシー「雪は踊っている」は、いまひとつの仕上がり…。冬も終わりを迎え、長く頑張ったので一旦終了です。季節が変わりますが、忘れないように弾き続けます。この曲は、幻想的で浮遊感のあるところが好きです。素敵な曲に挑戦できてよかったです。

 

残った課題としては、素早い手の交差が連続する場所を弾くときに、不要な力をうまく抜けるようになりたいです。

 

練習の試行錯誤で肘を自由にさせたら、だいぶ楽になったのですが、もう少し弾きやすくできれば、と感じました。色々なアングルで録画すれば、何か発見があるかしら??機会を作って、やってみようと思います。

 

♪     ♪     ♪

 

3月は子供の用事が多く、まだ次回レッスンの予定を立てられずにいます。大人は何かと忙しいですね。しかも、練習量も減ってしまっています。短い時間でも、目的・目標を持って練習するようにしよう。モチベーションが下がらないように、次回レッスンまでの間隔が長く空かないようにしたいです。

ハイドンのピアノ・ソナタ 大人の心を揺さぶる短調のおすすめ曲

グランドピアノの中

 

ハイドンのソナタと言えば、私は明るく快活なフレーズを思い浮かべます。しかし、短調の曲も素敵で、味わい深い大人っぽい曲も多いです。

 

今回は、ハイドンのソナタで短調のおすすめ曲を紹介いたします。

 

ピアノ発表会、弾き合い会などの選曲としても映える曲です。もちろん、聴いても楽しめます!

 

 

 

ハイドンのソナタ 短調のおすすめ曲

第32番 ト短調 Hob.XVI:44

このソナタは2楽章で構成され、両方がト短調です。第1楽章は、とても切なく暗い曲調ですが、途中現れる長調の部分が光を指す感じがして、綺麗だなと思います。第2楽章は、装飾音符が大変多いです。物憂げな旋律で始まりますが、最後は長調で終わりますので、なんだか救われるような気持ちがしませんか。

 

 

第33番 ハ短調 Hob.XVI:20

第1楽章の主題は、悩むような心を掴むメロディが美しいです。明るく転調する場面もハイドンらしい愛らしさがあります。第2楽章は、優しく心に寄り添ってくれる曲調。第3楽章は、速いテンポの中に哀愁がありながらも強さを感じられて、かっこいいと思います。

 

 

第47番 ロ短調 Hob.XVI:32

ピアニストの演奏も多いソナタです。力強くクールなソナタをお探しの方にもおすすめの曲です。舞台にも良く映えますね。第1楽章は、厳格な雰囲気で始まります。第2楽章では、ロ長調で優しげに始まりますが、中間部でロ短調となって大きく曲調が変わった後また元の冒頭へ、ロ長調に戻ります。第3楽章は、迫りくるような連打が印象的な曲です。

 

 

どの曲も様々な表情がある名曲です。いいですね、ハイドンの短調!

 

ソナタアルバム収録の曲もおすすめ

ハイドンの短調曲は「ソナタアルバム」にも2曲が収録されています。どちらも美しい名曲です。

 

■おすすめ曲■

・第49番 嬰ハ短調 Hob.XVI:36

・第53番 ホ短調 Hob.XVI:34

 

難易度は?

今回紹介した曲は、いずれも中級者向けです。

その中でも「第33番 ハ短調 Hob.XVI:20」と「第47番 ロ短調 Hob.XVI:32」は、中級の中でも上級寄りの中上級と感じます。

 

♪     ♪     ♪

 

ハイドンのソナタ、しみじみとする良い曲もあって大好きです。何度聴いても、心揺さぶられてしまいます。記事を書きながら、ハイドンのレパートリーを増やしたいと思いました。弾きたい曲が増え続けています!お読みくださり、ありがとうございました。

 

ハイドンのソナタ、長調のおすすめ曲はこちらです。

 

ハイドンに興味がある方は、きっとスカルラッティもお気に召すのではと思います。

ピアノ発表会の曲を決定!選曲に迷い悩みました

 

山を見ながらベンチで瞑想する女性


発表会の曲をようやく決定しました。

 

メンデルスゾーンの《無言歌集》より「瞑想 Op.30-1」に決めました。癒しの美しい曲で、大好きです。発表会の選曲は自分で行いましたが、とても迷って回り道をしてしまいました。

 

 

発表会の曲、2曲で迷う

無言歌集の「瞑想」と「失われた幻影」の2曲で迷っていました。

 

少しでも弾いたことのある「失われた幻影」と、初めて弾くけれど、もう少し弾きやすい「瞑想」です。どちらも同じぐらいに好きな曲です。

 

 

迷った末の決断は「練習疲れ」

前回のレッスンでは、両方の曲を指導していただいていました。

 

教わった練習方法で、自宅で曲を練習すること数日。多声の曲、2曲で地道な練習を頑張ることに頭が疲れてしまいました。

 

「もう、早々に本番で弾く1曲を決定したい!」となったわけです。

 

これまでの練習では、「瞑想」のほうが弾きやすいと感じていましたので、先生にもお伝えして、ご了承いただきました。あっけなく、疲れからの決断で「瞑想」に決まったのでした。

 

悩みながらも、このような決め方になってしまいました。どの曲を選んでも大切なことは「どのように弾くか」だと思います。難しいですが、チャレンジです。

 

 

選曲に悩みすぎた理由

発表会で弾きたい曲は、2曲に絞る以前から候補の曲を多く挙げていたこともあり。結局、選曲に時間がかかってしまいました。好きな曲も多すぎでした。

 

どうして、私はこんなに悩むのでしょう。

 

大人のピアノ発表会でも聴いてくださる人がいるので、スムーズに弾きたい!崩れたくない!と強く念じないまでも理想を描いてしまうからだと感じます。

 

そのため、曲選びも慎重になりすぎたのかもしれません。誰も私の演奏がどうだろうと気にしないとわかってはいるものの…。

 

発表会本番は、開き直って理想も捨てることができますが、演奏は突っ込みどころ満載で、上手くいったと思ったことはありません。

 

それでも、次回の発表会こそ!と少しの希望を持って、毎回チャレンジしています。そのための選曲、迷いました!

 

次回以降、選曲に時間がかかりそうなら、自分で挙げた候補曲から先生に選んでいただくのも良いかなと思います。

 

選曲したので練習しよう

無事に発表会の曲も選ぶことができて、すっきりしました。悩み事といえば大袈裟ですが、気になることが一つ減るとホッとします。

 

「瞑想」は、譜読みを地道な練習とともに頑張ろう。

 

そして、前回のレッスンでは、時間の都合上お休みしたドビュッシーとモーツァルト。もう春なのですが、ドビュッシーの「雪は踊っている」も練習中です。

 

モーツァルトのソナタは、本当にレッスンに縁がないのかと思うほどです。ドビュッシーの曲が終われば、レッスンしてもらおうかな。日が経過すると気が変わるかもしれませんが、何とか忘れないようにと、細々と弾いています。

 

なんと、モーツァルトソナタへの再挑戦は昨年の11月でした!我ながらびっくりします。初挑戦はいつのことかも忘れました!頑張れ、私!

ピアノレッスン日記 無言歌集で多声の曲に挑戦!練習は地道に頑張ろう!

壁面に楽譜が描かれた階段

 

ピアノレッスンがありました。

 

 

今回はメンデルスゾーンの《無言歌集》から、発表会の選曲用に弾いてみたい曲「失われた幻影」「瞑想」をレッスンしていただきました。どちらか1曲を発表会で弾くことができればと思います。

 

なお、前回の記事では「悲歌」もいい!と書いておりますが、今回は見送ることにしました。またの機会に弾いてみたいです。

 

前回記事はこちらです。《無言歌集》には、素敵な曲が多くておすすめです。

 

失われた幻影 Op.67-2 メンデルスゾーン

過去に自分で最後まで譜読みだけしたことがある曲で、レッスンしていただくのは初めてです。うろ覚えの記憶ですが、弾きたいと思って弾いてみたところ、難しい!と投げ出したような気がします。

 

今回は2ページを弾いて、聴いていただきました。先生の前で弾くとミスだらけです。とても弾いたことのある曲には思えなかったことかと…。スタッカートだらけで難しいです。指使いを修正していただきました。

 

瞑想 Op.30-1 メンデルスゾーン

2ページの素敵な曲。最近改めて聴いたら、なんて清々しい良い曲!弾いてみたい!と思ったのです。

 

ところが、発表会に良さそうと思ったのに弾いていませんでした。本当に弾けるのか急に心配になり、2-3日で慌てて半ページ程を練習。レッスンで聴いていただきました。

 

多声の曲を弾くための練習方法

「失われた幻影」が3声、「瞑想」が4声です。

 

王道の練習方法「声部毎に分けて弾く練習」「2つの声部を組み合わせて弾く練習」を譜読みし始めの段階から、フレーズ毎に区切ってしましょう、とのお話がありました。何パターンにもなりますが、ぜひ練習しましょう!!とのこと。「声部を歌いながら、別の声部を弾く練習」も、ぜひとも!!だそうです。よく言われる練習方法です。

 

各パターンの練習方法と注意点を詳しくご説明いただき、ノートにメモ。大人も地道に頑張らねばならないのですね。

 

また、私はメロディでのスラーの感じ方が乏しかったようで、細かくご指導していただきました。よく歌いましょう!ということです。自分の思っている以上に大袈裟に表現してもよさそうと感じました。

 

基礎練習は、2曲の調「嬰ヘ短調(失われた幻影)」「変ホ長調(瞑想)」の音階とアルペジオが宿題となりました。

 

2曲の地道な練習に音階・アルペジオ、私にできるかな…?と思っていたら、練習は1曲でも2曲でもどちらでも構わないですよ、と先生から話してくださいました。大人なので自分の都合で曲数も決めることができて、かなり気が楽になります。あまり苦しまないように、楽しんで練習したいです。

 

発表会の選曲は保留

結局、発表会の曲はどちらにするか、レッスン中に決まらずです。先生のおすすめはどちらの曲か聞くつもりでいたのに、忘れてしまいました。

 

考えていた質問は、忘れないように事前にメモして持参しなくちゃいけませんね。曲に関する質問は楽譜に書いておくので、忘れないことが多いのですが…。後日、メールで先生に問い合わせてみようかな。

 

レッスンでは、先生からの選曲に関する指摘も特になかったので、私が希望すればどちらの曲でも良いのかもしれません。今度こそ、次回レッスンまでに曲を決定したいです。

 

今回のレッスンまでの段階では「瞑想」のほうが弾きやすいと感じましたが、「失われた幻影」の方が、指も曲を覚えている状態ですので、選曲に悩んでいるのでした。どちらも好きな曲なのです。悩みすぎですね。

 

こんなにも、曲選びに時間がかかる人はいらっしゃるのでしょうか…?引き続き、練習しながら考えてみます。

大人のピアノ発表会の曲に!メンデルスゾーン「無言歌集」は美しい曲がいっぱい

ピアノを演奏する女性


夏の大人向けピアノ発表会で弾く曲をそろそろ決めたいです。今回は、メンデルスゾーンの「無言歌集」に注目しました。

 

 

発表会の曲、どうしよう!

以前の記事では、スカルラッティのソナタ、シューマンの子供の情景、ショパンのマズルカがいいかな、と書いていました。

 

 

上の記事を書いてから、スカルラッティのソナタK.1とK.380を少し練習。ショパンのマズルカで好きな曲の中から、Op.6-1とOp.30-1の冒頭を少し弾いてみました。それでも、まだ曲を決めれずにいました。どれも好きな曲なのですが…。

 

メンデルスゾーン『無言歌集』

ある日のレッスンで、先生から「メンデルスゾーンの無言歌集もいいですね」と曲選びの助言をいただきました。メンデルスゾーン!全然気にしていませんでした。無言歌集の楽譜もCDも持っているのに、思いつきませんでした。メンデルスゾーン様、ごめんなさい!

 

後日、無言歌集全曲集(演奏:イルゼ・フォン・アルペンハイム)のCDを聴きながら、パラパラと楽譜を眺めました。2ページ程度の短めの曲も多くあり、他の曲と並行して練習することもできそうです。

 

歳を重ねたせいか、抒情的な曲に心動かされます。気品漂う美しい曲が多くていいですね。発表会の曲は、メンデルスゾーンの無言歌集から選曲することにしたいです!すっかり気持ちが変わってしまいました。

 

発表会で弾きたい無言歌集の曲

無言歌は、言葉のない歌。ピアノで歌うように弾きたいです。

 

無言歌集は、48曲もの名曲揃いです。迷いましたが、私が発表会で弾きたいと思った曲を3曲に絞り込みました。メンデルスゾーンの無言歌集で、弾く曲を探されている方にもおすすめできる曲です!

 

難易度は、中級程度です。

 

無言歌集の曲の多くは、複数の声部のバランスを考えて弾くことが難しいですが、曲が美しいので、練習のやりがいもあると思います!自分自身にも言い聞かせております。

 

瞑想 Op.30-1 変ホ長調

 

 

曲を聴いた私の感想です。青い空の下で広い草原に佇む人を思い浮かべました。目を閉じて、風を感じて、心の奥にあるものを見つめるような…。とても癒される曲です。私が持っている音楽之友社の楽譜では、2ページです。繰り返しが2回あります。

 

失われた幻影 Op.67-2 嬰ヘ短調

 

 

ドラマティックな曲で好きです。何かを嘆いているように聴こえます。16分の12拍子!16分音符がスタッカートで曲の始めから終わりまで続きます。速いテンポで弾くのは難しそう!少々ゆっくり目でも美しいと思います。楽譜は4ページです。

 

悲歌 Op.85-4 ニ長調

 

 

悲しみを歌う曲、悲歌・エレジーです。しかし、明るい曲調なのです。悲しみをも乗り越えて、その先にある感謝や安らぎの気持ちを表しているのでしょうか。でも、この曲のタイトルはメンデルスゾーンが付けたものではないのでした。しっとりと思慮深い演奏に憧れます。こちらの楽譜は2ページです。短いけれど、美しい素敵な曲です。

 

♪     ♪     ♪

 

次のレッスンで先生に相談して、決定できればと思います。「失われた幻影」は譜読みしたことがあるので、いま練習しなおしています。「瞑想」「悲歌」もかなり好きなのです。楽譜を見た感じは「瞑想」よりも「悲歌」が難しいのかな。すべて弾いてみたい曲です。

 

しかし、どれも却下される可能性が無きにしも非ず?そのときは、改めて考えることにします。発表会は期限があるので、選曲は重要ですよね。

 

後日のレッスンについては、こちらです。

 

無言歌集には魅力的な曲が他にもたくさん!

■ おすすめ曲 ■
  • 甘い思い出 Op.19-1 ホ長調
  • 後悔 Op.19-2 イ短調
  • 狩の歌 Op.19-3 イ長調
  • ヴェネツィアの舟歌 第2 Op.30-6 嬰ヘ短調
  • 詩人のハープ(竪琴) Op.38-3 ホ長調
  • デュエット Op.38-6 変イ長調
  • 浮雲 Op.53-2 変ホ長調
  • 5月のそよ風 Op.62-1 ト長調
  • 春の歌 Op.62-6 イ長調
  • そよぐ風 Op.102-4 ト短調

 

無言歌集で最も有名な曲は「春の歌」ですね。「甘い思い出」「狩の歌」「ヴェネツィアの舟歌」も無言歌集では、よく弾かれる曲です。

 

「ヴェネツィアの舟歌」は、無言歌集に3曲も収められています。

ヴェネツィアの舟歌「第1 Op19-6 ト短調」「第2 Op.30-6 嬰へ短調」「第3 Op.62-5 イ短調」です。このタイトルはメンデルスゾーンが付けたのですが、混同しそうですね。

 

中でも、よく弾かれているのは「第2 Op.30-6 嬰へ短調」です。初中級の名曲集にも収録されていることもあります。3曲とも素敵なので、弾き比べるのも楽しそうです。

 

無言歌集、情景が目に浮かぶ曲が多いですね。素敵な曲が多くて、弾きたい曲がどんどん増えていきます。

 

いつもより、長くなってしまいました。お読みくださり、ありがとうございました。メンデルスゾーンや無言歌集が気になった方の参考になれば嬉しいです。

 

他にも好きな作曲家の曲についての記事があります。こちらからどうぞ。

 

 

ピアノレッスン日記 レガートに音抜け、指のコントロールは難しい!


アップライトピアノとテーブル

 

3週間以上ぶりにピアノレッスンへ行ってきました。久しぶりのレッスンは、なんだかドキドキしませんか?私は、少々緊張気味になりながらも楽しく受講できました。

 

 

ニ短調音階

教本はハノンを使用しています。レガートで弾いて、先生からアドバイスをいただきました。

 

左右でレガートの滑らかさが異なっている

私の演奏を聴いた先生からのご指摘でした。

・右手のレガートは弾けている

・左手も右手と同じようなレガートで弾けるようにしよう

 

片手で音をよく聴きながら、意識を持って弾く

1オクターブを右手だけで弾いて、直後に左手だけを弾くと違いがわかりました。音をよく聴かないといけませんね。

 

レガートで弾くという意識を持って、もう一度左手のみで弾くと先ほどより良くなりました。全く弾けないわけではなく、意識の問題で変わりますね。

 

ニ短調音階は、今回で一旦終わり。次回は別の曲、モーツァルト ソナタの調「変ロ長調」音階を練習することになりました。

 

宿題は、

変ロ長調音階をレガートで弾く(片手ずつが滑らかに弾けたら、両手で弾く)

 

左手は、私の利き手ではないから、右手ほどスムーズにはいかないですね。ゆっくり練習から頑張って、右手も左手も同じようなレガートに聴こえるように弾けるようになりたいです。

 

雪は踊っている

ドビュッシーの《子供の領分》より「雪は踊っている」を指導していただきました。

 

ペダルなしで弾いてみよう

私の演奏では、弾いているのに時々音が抜けてしまいました。特にppの内声、弱い音を弱く弾きたいとき。コントロールが難しいです。

 

また、手の甲差が頻繁に出てくる箇所を弾くと疲れることも相談しました。先生からは、ペダルなしの練習をすすめられました。

 

・ペダルなしで弾くと、音抜けがよくわかるようになる。

・手の交差が多く、左右の足でペダルを踏むということだけでも疲れるはず。

 → ペダルをなしにして、疲れることを少しでも取り除く。

 

宿題は、

・ペダルなし、ペダルありで、それぞれ少しずつ交互に練習

 

モーツァルト ピアノソナタ 第13番 K.333

第一楽章です。何度もレッスン中断を繰り返した大好きな曲に再挑戦しております。この曲は、数か月ぶりにレッスンしていただきます。

 

再挑戦を始めたときの記事は、こちらです。

piano-magnolia.hatenablog.com

 

今回は、8ページ中4ページまでを指導していただきました。

 

指番号の見直し

指番号が書かれていないところをなんとなく弾いてしまって、弾き辛くなっていました。16分音符が続くパッセージです。先生に弾きやすい運指を提案していただきました。

 

弾き辛いところは、指番号も適切かどうか確認が要りますね。

 

他にもいくつか弾き辛かったところの練習方法を教えていただき、レッスンは終了です。モーツァルト、軽やかにキラキラと弾けるようになりたいです。

 

宿題は、

・次回は最後まで聴かせてね。

 

発表会の曲はどうしますか?

発表会は夏にあります。曲はどうしますか?と先生からお話がありました。どうしようかなぁとざっくりと考えてはいたものの、まだ日もあるし…と決定できずにいました。すでに曲を決めている人も多いそうです。

 

選曲を思案していたときの記事は、こちらです。

piano-magnolia.hatenablog.com

 

私も、次回レッスンまでに、発表会で弾きたい曲を絞り込んでみることにしました。

 

また、1-2ページの短い曲でもよいか先生に相談すると、大丈夫でした。音楽は長さで決めるものではないので、ということでした。確かにそうですね。

 

メンデルスゾーン《無言歌集》もおすすめされました。今回はノーマークでした。メンデルスゾーン!短い曲もあったかな?と思いましたが、家に帰って楽譜を見るとありました。そういえば、譜読みして放置した曲もありましたよ…。また続きは、後日書ければと思います。

 

レッスンを受けて、練習したい気持ちが湧いてきました。久しぶりに行ってよかったです!次回は、2週間後ぐらいにレッスンを入れたいと思います。