Magnolia★大人のピアノ日記

再開したピアノを趣味として楽しんでいます。

日々奮闘のお弁当作りとKAWAIのお弁当箱

4月より、お弁当作りに奮闘しております。

 

 

お弁当作りの日々

子供の進学に伴い、日々のお弁当作りが始まりました。今までは、前日の夕食や当日の朝食の残りを自分用にお弁当箱へ詰めて、職場に持っていくぐらい。かなりテキトーなお弁当で、作らずにコンビニで昼食を買うことも。特に苦もなくゆるゆると用意できていました。

 

でも、子供のお弁当を作るとなるとこのテキトーさはかわいそう!栄養も必要だし、見た目もね…。すごく手の込んだことはできなくても、多少は気を遣います…。そして、このタイミングに乗って、夫もお弁当に切り替えました。私も同じお弁当を食べています。

 

授業のある月~金に加えて、週末も部活でお弁当が必要な日もあります。毎日のように、明日のお弁当どうしよう!状態です。メニューが広がらないのが悩みの種。

 

とりあえず、色を何とかすればいいのかな、という感じで作っています。赤いトマトは毎日投入!人参も高確率で入れています。濃い緑の野菜を何か入れます。できれば、黄色いものも入れたいですね。子供は卵を食べないので、チーズをよく使っています。前日の夕食おかずの力も借りつつ、今日までなんとか作っております。

 

ピーマン肉詰めチーズ弁当

昨日のピーマン肉詰めにチーズをのせて焼いたよ弁当

 

さつまいもと豚肉炒め弁当

さつまいもと豚肉炒め弁当

厚揚げと人参の煮物は昨日のおかずでした

KAWAIのお弁当箱

KAWAI弁当箱ふた

 

子供のお弁当箱は、カワイのものです。数年前にピアノの発表会で参加のお土産としていただきました。私には思い出もあって、デザインも気に入っています!もう子供はピアノを習っていないのですが、吹奏楽部で音楽を続けています。音楽モチーフのグッズは、子供も私も好きですね。

 

さて、お弁当箱の蓋は竹製です。内蓋に乗せているだけで、竹の蓋を外すとこんな感じで、白い内蓋があります。お弁当の蓋を留めるゴムバンドも付いていました。いくつか取れない汚れが目立ってきたので、元のゴムバンドを処分して別のものを使用しています。

 

弁当箱の内蓋

 

こちらは付属品のカトラリーセット。カワイちゃんの絵柄が入ったケースに、スプーンとフォークが入っています。お箸は付いていませんでした。

 

カワイちゃんケース入りのスプーンとフォーク

 

参考までに、カワイちゃんは、その名前の通り音楽教室のマスコットキャラクターです。可愛いです♪

カワイちゃんぬいぐるみ

我が家のカワイちゃんぬいぐるみ

 

お弁当を日々作って、私にもメリットがありました。自分の昼食の栄養面が良くなったこと。そして、昼食を買わなくなったので、節約できていることも嬉しいです。

 

今回は、久しぶりにお題に参加させていただきました。みなさんのお弁当ブログも今後の参考にさせてください。明日のお弁当、さぁ、どうしようかな。

今週のお題「お弁当」

大人のピアノ選曲:変奏曲は表情豊か!心に響くおすすめの曲があります

様々な色のチューリップ束

 

主題が様々な形に変化して演奏される変奏曲。1曲の中で多くの表情が出てくるので、弾いても聴いても演奏の変化が楽しいです。1曲としては長い曲も多いですが、それぞれの変奏で区切られているので、第1変奏・第2変奏…と少しずつ挑戦しやすいところが忙しい大人にも向いていると思います。そして、1曲を通すと様々なテクニックの練習になります。

 

今回は、私が弾いた曲や演奏を聴いて弾きたいと感じた好きな変奏曲を紹介します。変奏曲は発表会や弾き合い会でも舞台映えする曲です。みなさまの選曲の参考になれば嬉しいです。

 

難易度は、中級~中上級で選んでみました。

 

 

弾きたい聴きたい変奏曲のおすすめ

ヘンデル:パッサカリア 組曲 ト短調 HWV 432 /Passacaglia Suite in G minor, HWV 432

※動画を差し替えました。(2024.4.26更新)

厳かで整った雰囲気があります。6曲から成る組曲で最後の曲です。左手もよく動かす必要があり、装飾音符も多く散りばめられています。練習曲の代わりにもなりますね。もちろん発表会にも!次に挙げるモーツァルトやシューベルトの変奏曲よりも曲もずっと短く、テクニック的にも弾きやすいと感じます。動画の演奏テンポは速いですが、少々ゆっくりでも美しいので、中級前半から挑戦できそうです。

 

楽譜

ヘンデルのパッサカリア1曲のみでしたら、ヤマハぷりんと楽譜にもありました。(2024年4月26日現在)

 

組曲 ト短調 HWV 432」を収録している楽譜では、手に入りやすいお手頃な価格の楽譜としては、春秋社 ヘンデル集(世界音楽全集)があります。私も持っています!出版年月日は古く 1962/12/01です。

 

※上の動画は、曲の最後にアレンジが入っています。紹介した楽譜にはアレンジ部分が含まれていません。

 

ハルヴォルセン編曲版

また、ハルヴォルセン編曲版もよく弾かれています。ヘンデルの原曲とは随分異なります。ご参考までに。

Passacaglia - Handel Halvorsen | Piano Tutorial - YouTube

 

モーツァルト:ピアノソナタ第11番 第1楽章 K.331

 

 

第3楽章のトルコ行進曲が大変有名ですね。この第1楽章も美しい名曲です。モーツァルトらしい愛らしさと華やかさもあります。ガラッと変わる短調の変奏も印象的です。また、最後の変奏は盛り上がります!転ばないようにキラキラと弾きたいです。美しくて可愛く、気品もあって本当にいい曲ですね。

 

シューベルト:即興曲 第3番 D 935 Op.142-3

 

 

シューベルトの即興曲、どれも名曲で大好きです!この曲の主題も美しく、やさしく、心に寄り添ってくれるようなメロディです。シューベルトは、心穏やかな優しい人だったのかなと想像してしまいます。変奏は、穏やかだったり、ドラマティックだったり、流れるような美しい旋律も。難しいけれど、楽しみながら弾いてテクニックを習得できればと思います。こちらの曲は、上に上げたヘンデルやモーツァルトよりも難しく、上級寄りの中上級の難易度と感じます。

 

他のおすすめ変奏曲一覧

■おすすめ曲■

ヘンデル:調子の良い鍛冶屋 有名

ラモー:ガヴォットと6つの変奏

クープラン:修道女モニク

モーツァルト:きらきら星変奏曲 有名

ベートーヴェン:ピアノソナタ第12番(葬送)第1楽章

 

難易度が中級あたりだと、バロックや古典派が多くなりました。特にラモーをいつか弾きたいなと前々から思っています。暗いけれど、気持ちが入る素晴らしい曲で好きなのです。家に楽譜もありますが、長らく温めております…。

 

務川慧悟さんのラモー、大変美しい演奏はこちらです。

Rameau Gavotte et six doubles | Keigo Mukawa - Queen Elisabeth Competition 2021 - YouTube

 

好きな曲は改めて聴いてみても素敵!ベートーヴェンもいいなぁ!その前に、私には発表会が待っているのでした。がんばろう♪

ピアノレッスン日記:練習不足なので、レッスン中に部分練習をすることになりました

ピアノを弾く男の子

 

3週間ぶりのピアノレッスンに行ってきました。

 

 

練習不足でレッスンへ

この2週間ほどアレルギーの症状がひどく、体調不良が続いていました。練習しようとしても、咳のため短い時間でギブアップの日々。曲を1回弾いて終了、という日も。練習しない日が結構ありました。そして、基礎練習もなしにして、曲だけにしてしまいました。発表会の曲なのに、この練習不足で大丈夫なのかな、私。

 

症状が和らいできて、体調が戻りつつあったのでレッスンへ行きました。私の練習不足事情を先生にお伝えした上で、レッスンを開始です。曲はメンデルスゾーンの無言歌集より「瞑想 Op.30-1」です。

 

弾けないところがあらわになる

まず、一回通して弾くのを先生に聴いていただきます。最後のほうで1小節、つまずきました。弾きなおしますが、弾けず…。テンポを落として弾けた状態でした。家では、弾けたり弾けなかったりの場所です。

 

主にアルペジオから成る部分です。右手は後半に隣接する音が入る部分があり、左手は前半に隣接する音が入りながらのアルペジオ。両手で弾くと、隣接する音を入れる場所を間違えて弾いてしまうのです。音をしっかり覚えていなくて、聴けてないのですね。楽譜を見てテンポをゆっくり目にすると弾けます。

 

レッスンで部分練習をする

その1小節を片手ずつ、細分化して練習です。手も頭にも覚えこませるように先生の指示通りに練習を繰り返します。気にしないといけない指番号とその音を教えていただき、理解します。テンポもゆっくりで弾けたら、だんだん早くしていきます。

 

右手は、先生の説明を聞きながら一緒に練習。左手は、先生が見守る中、一人で練習です。先生の前でこんなに一人で練習したことはないと思います。先生は、練習方法が正しいかどうかを見てくださっています。なんだか変に緊張しましたよ。勝手ながら基礎練習を休んでいたけれど、アルペジオ基礎練習をせっせとしているようでした!

 

時間をかけた細かい練習のおかげで、片手ずつ覚えることができて、弾きやすくなりました。弾かないと忘れそうなので、家でも再度練習しなくては。

 

宿題は、この箇所の練習を同じように両手で行うこと、です。

 

体調不良等で時間が取れないときは、1小節の一部分でも良いので、目的を持って練習しましょう、とのお話でした。がんばろう。

 

最後に表現・弾き方のことをアドバイスいただき、レッスンは終わりました。

 

今回のレッスンは、弾けないところも弾けるようになります!というような先生の思いを感じました。やはり練習、練習方法は大切ですね。次のレッスンでは、曲のことを教えていただけるように、練習不足を解消しよう。

 

今習っているメンデルスゾーンの無言歌集、素敵な曲がたくさんあります。

浜松市楽器博物館の見どころ②歴史的ピアノの美しさにうっとりしました

静岡県にある浜松市楽器博物館の見どころは、充実した鍵盤楽器の展示。ピアノが大好きな私は、博物館内で気持ちが舞い上がりっぱなしでした。貴重なピアノたちをいくつか紹介します。

 

 

憧れのピアノ

エラールピアノ1928
ベーゼンドルファーピアノ1910

 

1908年ブリュートナーピアノ
1911年頃のスタインウェイピアノ

写真上左:エラール(パリ)1928、上右:ベーゼンドルファー(ウィーン)1910頃、下左:ブリュートナー(ライプツィヒ)1908、下右:スタインウェイ(ハンブルク)1911

 

地下階にある鍵盤楽器の展示より、歴史のある有名なピアノブランド・メーカーのピアノです。残念ながら、エラールはもう生産されていません。これらは100年ほど前に作られたピアノ。その昔、どんな人が演奏していたのでしょう。ピアノは脚も太く、譜面台の透かし模様、見た目にも存在感たっぷりです。黒塗りは、きりりとしていいですね。木目の表情がそのまま出るピアノも温かみがあって好きです。

 

触ってはいけないけれど、触ってみたい、弾いてみたい、音を聴いてみたい気持ちになります。あぁ、素敵。大切に保存されていますね。誰がどのように管理しているのかも、興味深いです。たくさんのピアノ、埃を拭くだけでも時間がかかりそうです。断られるのは承知ですが、掃除を手伝いたいぐらいです!

 

美しい装飾のあるピアノ

1808年マーシャルピアノ
1822年エラールピアノ
19世紀ジラフピアノ
1900年エラールピアノ

写真上左:G.マーシャル(ウィーン)1808頃、上右:エラール(パリ)1822頃、下左:ジラフ・ピアノ(ニューヨーク)19世紀、下左:エラール(パリ)1900頃

 

こちらも同じく地下階、鍵盤楽器の展示です。ピアノにも絵を描いていたのですね。縁取りの装飾まで繊細です。エラールのアップライト(写真上右)には、燭台もあります。夜、ろうそくに火をともしてピアノを弾いていたのかな。ろうそくの火がピアノに燃え移らないか心配ですが、雰囲気がありますね。とても幻想的です。

 

ジラフ・ピアノは、グランドピアノを立てたような形です。ジラフ(きりん)のように背が高いピアノなのです。写真のピアノは弦がむき出しなので、音がよく響きそうですね。

 

浜松市楽器博物館にはこのようなピアノのほか、ピアノ以前のチェンバロ・スピネット・クラヴィコードなどの鍵盤楽器がたくさん展示されています。見るのも楽しいピアノ、鍵盤楽器の数々です。

 

もちろん、管弦楽器・電子楽器・世界の珍しい楽器・日本の楽器など、数々の楽器が展示されています。

 

お土産は鍵盤楽器カタログとクリアファイル

浜松市楽器博物館_所蔵楽器図録(冊子)

 

自分へのお土産に、博物館の売店で「浜松市楽器博物館 所蔵楽器図録」を購入しました。これで家でも博物館にある鍵盤楽器をもう一度見ることができます。500円、とてもお手頃価格です。紙が薄いのが残念なのですが、安いので我慢…。

 

種類ごとに写真、年代、製作者・製作会社、鍵盤数や大きさが掲載されています。各鍵盤楽器の音の出る仕組みも図入りで解説があります。鍵盤楽器の歴史について、勉強にも良いですね。

 

浜松楽器博物館の鍵盤楽器クリアファイル

 

こちらは鍵盤楽器のクリアファイル。浜松市楽器博物館のロゴ入りです。素敵なピアノたちをお傍に。お値段は、350円でした。コピーの楽譜を入れたり、ピアノ教室からの配布プリントを入れたりしようかな。とても実用的です。

 

これらのグッズで楽器の写真を見ては、癒されております。日常と離れてタイムスリップした気分になるので、私のストレス解消になっているのかも。買って良かったです。おすすめです。

 

※購入した商品の価格は、2024年3月のものです。

※参考資料:浜松市楽器博物館 所蔵楽器図録

※浜松市楽器博物館

ご利用案内(観覧料・開館時間) | 浜松市楽器博物館

 

浜松市楽器博物館には、面白い鍵盤楽器がありました。

 

浜松駅では、ストリートピアノに挑戦しました。

浜松市楽器博物館の見どころ①面白い鍵盤楽器に魅了されました

静岡県にある浜松市楽器博物館へ行きました。見どころは、多くの美しい歴史的な楽器、面白い楽器たち。今回は、幾つかの楽しい鍵盤楽器を紹介します。

 

 

デュオ・ピアノ

デュオピアノ鍵盤側

 

地下階の展示です。

フランス・プレイエル社の美しいピアノです。プレイエルと聞くだけでテンションが上がります。こちらのピアノ、よく見ると奥の方にもう一つ譜面台があります。

 

デュオピアノ横側

 

横から見るとこんな感じです。デュオ・ピアノと呼ばれる、2台のピアノがくっついてひとつになったようなピアノです。向かい合わせに鍵盤があります。2人で演奏するとお互いの顔がよく見えますね。大屋根が四角い!

 

デュオピアノ内部

 

ピアノの内部です。弦も二台分張られていて、ちょうど真ん中に仕切りがあります。デュオ・ピアノ、二人で弾いたらどんな音がするのでしょう。迫力がありそう!2台のピアノで弾くのとは、また違った印象になりそうですね。生音を聴いてみたいです。2人でより良い音を奏でるための楽器、ユニークな発想です。

 

クラヴィネットとデカ・コルグ

クラヴィネットとデカ・コルグ

 

1F電子楽器の展示です。

画像奥、茶色の鍵盤楽器がクラヴィネット、手前がシンセサイザー機能を持つ電子オルガンのコルグ、通称デカ・コルグです。

 

クラヴィネットは、16世紀から19世紀頃によく使用されたクラヴィコード(弦を金属片で叩いて発音)と構造が似ています。

 

展示の説明書きによると、クラヴィネットは鍵盤を押すとその下のハンマー部が弦を叩き、その振動がピックアップが拾う仕組みです。弦のチューニングも必要とのこと、エレキギターに似ているのですね。クラヴィコードから進化した楽器、面白いです。

 

デカ・コルグ、名前の通り大きいです。KORGはこの楽器が名前の由来なのですね。作り手の思い入れを感じます。左の「トラベラー」というレバーを動かして、音色・サウンドを操作できます。

 

スピーロン

スピーロン

 

電子アコーディオンのスピーロンです。奥に商品説明のチラシがあります。左手で小さな丸いボタンを押しながらベースの音を出して、右手は鍵盤でメロディを弾きます。操作が難しそうですが、音色も色々あって楽しそうです。見た目も丸みを帯びて可愛らしい感じ。触ってみたいな。

 

オプティガン

オプティガン

レトロな見た目、色合いが好きです。こちらは光学式ディスクを読みとることで、発音します。向かって左側にあるボタンでリズム、ベースを鳴らして、鍵盤でメロディを弾いて演奏します。

 

YouTubeでは、雰囲気のあるオプティガンの音を聴くことができますよ。

Joe Doria at the Optigan: Mack The Knife - YouTube

 

浜松市楽器博物館のご利用案内

浜松市楽器博物館には、まだまだ本当にたくさんの貴重な楽器があります。美しい装飾の楽器、珍しい楽器、面白い楽器!特に鍵盤楽器が充実していました。博物館内で開催される魅力的なイベントも多いです。何度も足を運びたくなる場所でした。浜松市に行かれる方に、ぜひおすすめのスポットです。

 

浜松市楽器博物館

ご利用案内(観覧料・開館時間) | 浜松市楽器博物館

 

参考資料

・浜松市楽器博物館 所蔵楽器図録

・博物館楽器展示の説明も参考にしています。

 

続いて、浜松市楽器博物館のピアノの記事です。

 

浜松駅では、ピアノを弾いてきました。

JR浜松駅ピアノ!初めてのストリートピアノ演奏体験記

音楽のまちでもある静岡県浜松市を訪れた際、駅ピアノを弾きました。ピアノは、JR浜松駅新幹線構内(改札内)に設置されたShigeruKawaiフルコンサートピアノ「SK-EX」です。アラフィフの私が挑戦した初めてのストリートピアノ、素晴らしいピアノで体験しました!

 

 

ShigeruKawaiフルコンサートピアノ「SK-EX」

JR浜松駅新幹線構内ピアノSK-EX

 

奥行が長いフルコンサートピアノのShigeruKawaiは、ピカピカで大変美しい佇まい。ピアノ下面の響板には吸音材が設置されていました。響きすぎないように配慮されているのですね。

 

駅ホーム下のコンコース展示場は、部分的に壁やパネルで通路と区切られています。そのため、ピアノ演奏中も通行人の姿が目に入りにくいですよ。

 

JR浜松駅構内ピアノSK-EX鍵盤

 

鍵盤側はこのようになっています。譜面台もありました。黒、グレーをベースとした展示場は落ち着きがあり、気品が感じられます。近くに撮影用のスマホスタンドも設置されていました。

 

JR浜松駅ピアノSK-EXを通路側より撮影

 

構内通路側から撮影。壁でピアノが部分的に隠れます。ShigeruKawaiのロゴがある壁を挟み、向かって右側にはパネル展示でShigeruKawaiや河合滋 氏について紹介されていました。展示ブース内部にも、コンクールで使用されるShigeruKawaiに関するパネルがあります。

 

人生初めてのストリートピアノ

浜松駅に降り立つと、休日で春休み期間でもあったので多くの人がいます。ピアノを弾くつもりでいましたが、人の多さに圧倒されて、やはり弾かないでおこうかと尻込みしてしまうほど。でも、ピアノのある展示ブースに足を踏み入れた途端、弾きたくなってしまいました。素敵な空間で、美しい存在感を放つピアノ。どんな音がするのかな。これは弾かずにいられません。そこにピアノがあるから弾きたい!少々、いやかなり興奮気味となった私でした。

 

私は暗譜で弾けないので、予めコピーしておいた楽譜を譜面台に設置。譜面台があってよかった!ストリートピアノ、暗譜で弾けたらかっこいいですよね。本当は暗譜演奏に憧れています。

 

さて、家族に見守られながら演奏を開始です。初めてのストリートピアノ、身内や友人などよく知った人が付いていると心強い!

 

曲は昨年の自主練習曲、シューマンのユーゲントアルバムより、第30曲 *** Op.68-30 を弾きます。

 

アナウンス音の中で演奏

ちょうど新幹線の到着時刻と重なってしまい、アナウンスや新幹線の音が大きく、自分の演奏する音があまり聴こえない事態に。弾いている際はアナウンスの内容がわかりませんでしたが、録画を見返すと「まもなくこだまが到着します」のアナウンス。車内放送に関する案内、エスカレータ利用に関する案内のアナウンスも。駅なので当然なのですが…。これが駅ピアノ・ストリートピアノですね。がんばって、弾き続けました!

 

しかし、間違える、間違える!何とか止まらずに弾き通して終了です。弾き始めは嬉しくて緊張せず、なぜか途中で我に返り緊張して指が震えましたが、終盤はリラックスできました。楽しい3分弱の演奏時間は、旅の良い思い出に。ピアノを弾かせていただけたことに感謝です。

 

浜松駅ピアノの良かったところ

ピアノは改札内にあるので、通行人の殆どが新幹線利用客です。改札やホームにいそいそと歩いて行かれる人ばかり。ピアノが設置された展示ブースには部分的に壁があって、通行人もあまり気になりませんでした。今回、展示ブース内は私たち家族だけで、ピアノ付近に人もいない状況でした。そのため、初めてのストリートピアノでも臆せず、気軽に挑戦できて良かったです。

 

こちらのピアノは、重すぎず軽すぎず弾きやすいタッチで、温かみのある音がすると感じました。なかなかお目にかかれないピアノですが、また弾いてみたい!!

 

ピアノの試し弾きをすれば良かったかな

私はSK-EXに興奮気味で、いきなり曲を演奏してしまいました。ピアノを弾こうと順番を待っている人は誰もいなかったので、曲を弾く前に指慣らし程度に少し弾いて、ピアノのタッチを感じたり、ペダルの響きをチェックしてもよかったかなと思いました。そうすれば、少しでも落ち着いて演奏できたかもしれません。

 

展示期間

こちらのピアノSK-EXは、展示期間が決まっています。また、調律等で使用できないこともありますので、ご注意ください。

期 間:2023年7月8日(正午)~2024年6月30日(予定)

場 所:JR浜松駅新幹線コンコース大展示場

*河合楽器製作所webページよりhttps://www.kawai.co.jp/news/20230706/

 

♪     ♪     ♪

 

様々な場所で色々なピアノを弾けるのは、ストリートピアノならではの面白さですね。今回の演奏は楽しめたとはいえ、思い描いたものとは程遠かったです。練習の質を高めて、曲をさらい直したい!またいつかどこかで、知らない誰かに聴いてもらうかも?と思って、がんばろうかな。

 

ピアノを弾いた後は、浜松市楽器博物館へ行きました。

ピアノレッスン日記 発表会まで4か月を切りました

楽譜とグラスと鉛筆

 

ピアノレッスンでは、発表会の曲を聴いていただきました。また、理論についても学びました。

 

 

ピアノ発表会まで4か月を切った

バタバタと日々を過ごしているうちに、まだ先だと思っていた夏の発表会まで4か月を切ってしまいました。楽譜の最後まではたどり着いて、練習をしています。でも、練習量が少なく、発表会に間に合うのか心配になります。

 

いつもそうなのですが、1か月後・2か月後に自分がどのくらい弾けるかという予測が付きません。4ヶ月ほどで、ある程度は弾けるだろうと感じますが、発表会に出せる状態に持っていけるのかなと時折考えてしまいます。

 

自分で不安を作っても、どうしようもないとは分かるのですが…。先生はまだ心配されていないようですので、練習をがんばろう!と自分に言い聞かせることにします。

 

メンデルスゾーン「瞑想 Op.30-1」

ピアノ発表会では、メンデルスゾーンの《無言歌集》より「瞑想」を演奏する予定です。レッスンでは、先生の前で弾くとミスが連発!「いつもは、もっと弾けると思いますが」と先生から言ってくださいました。優しいですね、先生。

 

弾き辛かったところは、先生のアドバイスで指番号を変更。自分では思いつかなかった指使いでした。弾きやすくなって助かります。また、音を覚え辛い箇所については、部分練習の方法を教えていただきました。

 

この曲は、短くて、繰り返しもあって、仕上がりも早いかな?と淡い期待を抱いていました。しかし、同じようなフレーズで微妙に音が違うという部分が多発するので、なんとなく弾いてしまうと間違えてしまうのです。先ほど弾いたところを、またここでも弾いてしまったとなって、ループに陥ります。

 

音の繋がり、どこへ向かっていくのかを考えて弾かなくては。スムーズに弾けるようになりたいです。

 

メンデルスゾーンの無言歌集、素敵な曲がたくさんあります。

 

理論を学ぶ「コード進行」

クラシックピアノもコード進行や理論を学ぶと曲を学ぶのに役立つ上に、譜読みも早くなるよ、ということで教えていただきました。復習を兼ねて、以前に学んだ内容もあります。

 

・長音階、短音階の仕組み

・ハ長調(Cmajor)の音階と三和音・主要三和音・コードネーム

・カデンツ(ケーデンス)、トニック・ドミナント・サブドミナント

 

ヤマハのサイトにも、習った内容の説明がありました。

ヤマハ | 第1回 基本的なコードネームを理解しよう

ヤマハ | 第4回 カデンツとコード進行の基礎

 

私にとっては、初めてのコード学習。少しずつ覚えられたらと思うのですが、うーん難しい。ギターやピアノでコードを使って演奏されるみなさまは、どのように学ばれていったのか興味深く思います。

 

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やはりレッスンを受けると、気付きや刺激があって良いですね。モチベーションも向上したので、帰宅してすぐ練習しました。ブログにアウトプットして、気持ちも整理です。次回レッスンは、また来月かな。がんばって練習しよう!