Magnolia★大人のピアノ日記

再開したピアノを趣味として楽しんでいます。

浜松市楽器博物館の見どころ①面白い鍵盤楽器に魅了されました

静岡県にある浜松市楽器博物館へ行きました。見どころは、多くの美しい歴史的な楽器、面白い楽器たち。今回は、幾つかの楽しい鍵盤楽器を紹介します。

 

 

デュオ・ピアノ

デュオピアノ鍵盤側

 

地下階の展示です。

フランス・プレイエル社の美しいピアノです。プレイエルと聞くだけでテンションが上がります。こちらのピアノ、よく見ると奥の方にもう一つ譜面台があります。

 

デュオピアノ横側

 

横から見るとこんな感じです。デュオ・ピアノと呼ばれる、2台のピアノがくっついてひとつになったようなピアノです。向かい合わせに鍵盤があります。2人で演奏するとお互いの顔がよく見えますね。大屋根が四角い!

 

デュオピアノ内部

 

ピアノの内部です。弦も二台分張られていて、ちょうど真ん中に仕切りがあります。デュオ・ピアノ、二人で弾いたらどんな音がするのでしょう。迫力がありそう!2台のピアノで弾くのとは、また違った印象になりそうですね。生音を聴いてみたいです。2人でより良い音を奏でるための楽器、ユニークな発想です。

 

クラヴィネットとデカ・コルグ

クラヴィネットとデカ・コルグ

 

1F電子楽器の展示です。

画像奥、茶色の鍵盤楽器がクラヴィネット、手前がシンセサイザー機能を持つ電子オルガンのコルグ、通称デカ・コルグです。

 

クラヴィネットは、16世紀から19世紀頃によく使用されたクラヴィコード(弦を金属片で叩いて発音)と構造が似ています。

 

展示の説明書きによると、クラヴィネットは鍵盤を押すとその下のハンマー部が弦を叩き、その振動がピックアップが拾う仕組みです。弦のチューニングも必要とのこと、エレキギターに似ているのですね。クラヴィコードから進化した楽器、面白いです。

 

デカ・コルグ、名前の通り大きいです。KORGはこの楽器が名前の由来なのですね。作り手の思い入れを感じます。左の「トラベラー」というレバーを動かして、音色・サウンドを操作できます。

 

スピーロン

スピーロン

 

電子アコーディオンのスピーロンです。奥に商品説明のチラシがあります。左手で小さな丸いボタンを押しながらベースの音を出して、右手は鍵盤でメロディを弾きます。操作が難しそうですが、音色も色々あって楽しそうです。見た目も丸みを帯びて可愛らしい感じ。触ってみたいな。

 

オプティガン

オプティガン

レトロな見た目、色合いが好きです。こちらは光学式ディスクを読みとることで、発音します。向かって左側にあるボタンでリズム、ベースを鳴らして、鍵盤でメロディを弾いて演奏します。

 

YouTubeでは、雰囲気のあるオプティガンの音を聴くことができますよ。

Joe Doria at the Optigan: Mack The Knife - YouTube

 

浜松市楽器博物館のご利用案内

浜松市楽器博物館には、まだまだ本当にたくさんの貴重な楽器があります。美しい装飾の楽器、珍しい楽器、面白い楽器!特に鍵盤楽器が充実していました。博物館内で開催される魅力的なイベントも多いです。何度も足を運びたくなる場所でした。浜松市に行かれる方に、ぜひおすすめのスポットです。

 

浜松市楽器博物館

ご利用案内(観覧料・開館時間) | 浜松市楽器博物館

 

参考資料

・浜松市楽器博物館 所蔵楽器図録

・博物館楽器展示の説明も参考にしています。

 

続いて、浜松市楽器博物館のピアノの記事です。

 

浜松駅では、ピアノを弾いてきました。