Magnolia★大人のピアノ日記

再開したピアノを趣味として楽しんでいます。

私にリズム感をください(祈)

ピアノを弾いていて、私がつくづく苦手と感じることがあります。それは、リズムです!長く伸ばす音や休符は、数え辛いです。それから、3:2や4:3のように、右手と左手が割り切れないクロスリズムも苦手です。あぁ、私のリズム感ときたら…!備忘録として、レッスンで学んだことや練習方法を記します。

 

間の長い部分が苦手です

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シベリウス 5つの小品Op.75 5.樅の木 14~16小節目

Copenhagen: Wilhelm Hansen, 1922. Plate 2167.
Mineola: Dover Publications, 2000.

IMSLP#10824より引用

 

上のように、タイで長く伸ばす音の後に、短い音符や休符が入るパターン。拍を頭の中で数えようとしても、なぜか数えられなくなることがあります…。片手が、細かくリズムを刻むような譜面なら安心です。でも、両手が同じような動きだったり、片手だけ弾くときは、難しく感じます。

 

楽譜にしがみついてしまって、数えられなくなるのかな、とも思います。音符の長さを頭で理解していても、指が動いても、自分の感覚で弾くと、伸ばす音の長さが短かったり、リズムが崩れていることがあります。何とかならないかしら!!

 

練習方法

短い音の長さを最小単位にして、拍を数えるように先生からアドバイスを受けました。上の譜例の場合、私はタイとその後の休符と8分音符が数え辛いので、その部分で一番短い音の長さの「8分音符」で「1と2と3と」と数えます。自分が数えて弾ける速さで、ゆっくりでも良いので、練習します。

 

メトロノームに合わせての練習も。私が自分で数えられなくなっても、助けてもらえます。といっても、自分でも数えないといけません…。

ちなみに、私のメトロノームは可愛いです♡♡一緒に練習しようという気持ちになりますよ。苦手な練習のお供です。

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クロスリズムが苦手です

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ドビュッシー 子供の領分 4.雪は踊っている 44小節目

First edition

Paris: Durand & Fils, 1908. Plate D. & F. 7188.

IMSLP#25256より引用

 

クロスリズム。例えば、1拍に右手3連、左手4連が入るリズムです。3と4、2と3など割り切れないので、ややこしく感じます。私は大人なってから、初めて出会いました。経験も少なく、なかなか慣れないです。クロスリズムの曲といえば、ドビュッシーアラベスク1番や、ショパンの幻想即興曲が有名ですね。サラッと弾ける方に憧れます!

 

理解するには

私は、譜面に左右の弾くタイミングを書き入れてしまいます。左右同時に弾くところは黄色で囲った部分です。視覚からの情報もあった方が、私は理解しやすいです。ざっくりと書くだけで心強いです! 

 

そして、先生のおすすめは、リズム打ちです。ピアノで弾く前に、椅子に座って、脚(太腿)を叩きます。左手で左脚、右手で右脚を叩きます。脚の付け根から膝に向かって、前進するように叩くと、何回叩いているかわかりやすいです。繰り返しは、脚の付け根に戻って叩きます。3:4なら、1拍の間に右手を3回、左手を4回叩きます。ゆっくりから始めていけば、徐々にテンポアップもできます。確かにリズムがわかりやすくなります。

 

さらに、大変わかりやすい動画がありました!!参考になります!

【初心者OK】簡単に3拍4連のリズムを取る方法【音大卒が教える】 - YouTube

 

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身体でリズムを感じてから、ピアノを弾いてみると少しでも弾きやすくなると感じます。リズム打ちの音に合わせてメロディを歌うのもよさそうです。

 

どうやら、私は弾くことに精一杯になり、頭で考えすぎでした。身体でリズムを感じられていなかったように思います。譜読みし始めは、特にその傾向がありました。自分がライブや音源で音楽を聴くときは、自然に体でリズムを取っていたのに!自分の音楽を自分で聴けていなかった!ということでした。今、これを書きながら改めて、実感しております。

 

リズム感の良い人は、いますよね!いいなぁ、と思います。サンタさん、クリスマスプレゼントは、私にもリズム感をお願いします!

サンタさんにお願いしつつも、これから、私にできること。様々な曲で練習して、経験を積んでいくことでしょうか。がんばれ、私!がんばります!