ハイドン!交響曲の父と呼ばれる古典派の大作曲家です。ピアノではソナタが有名ですね。
大人のピアノとハイドン
大人のピアノ。ハイドンの曲を弾くことは、あまり多くないでしょうか。
私は、陽気で明るい曲、可愛らしい曲が大変好きなのですが、ハイドンの曲が、かなりドンピシャ!なのです。もちろん、ハイドンの甘く美しい第2楽章や、ずっしり重い短調の曲も好きです。
私のピアノ再開後、初めての発表会はどんなことになるか想像もつきませんでした。しっとりと間の長い曲では指が震えそうだし、気分が上がらないから避けました。ノリよく明るく、曲にエネルギーを貰って弾くには、ハイドンしかない!と明るい感じのソナタを選んで、演奏しました。
そこから、4年ほど発表会など教室のイベントに参加していますが、古典派はモーツァルトとベートーヴェンが毎年のように弾かれています。ハイドンは弾かれません。どうしてでしょう。ハイドンは、みなさんのハートをなかなか掴めないのでしょうか。
ハイドンの陽気で明るい曲や可愛い曲は素敵です。ぜひ、大人の皆様にもおすすめします。
ハイドンのソナタ おすすめ曲
今後、私が弾いてみたいのはこちら。いずれの曲も出だしが印象的で愛らしいです。(第1楽章)そして、転調もまた魅力的です。
第38番 ヘ長調 Hob.XVI:23 Op.13-3
抜群の可愛らしさです。長いトリルがあります。
第60番 ハ長調 Hob.XVI:50 Op.79
出だしのフレーズに思わず心が引き寄せられます。エレガントな曲。
第62番 変ホ長調 Hob.XVI:52 Op.82
ゴージャスなのに、愛らしいフレーズも散りばめられた曲です。
その他おすすめ曲
まだ他にも弾いてみたい大好きな曲があります。ご興味ある方は検索してみてくださいね、こちらです。
第39番 ニ長調 Hob.XVI:24 op.13-4
第59番 変ホ長調 Hob.XVI:49 op.66
第61番 ニ長調 Hob.XVI:51 op.93
おすすめのピアニスト
特にハイドン後期のソナタは、ピアニストの録音も多くあります。私は、巨匠リヒテルのものが好きです。聴いていると、とても心地良くて何度聴いても飽きません。グールドもキレがある個性的なハイドンの録音を残してくれています。ソナタ全曲録音は、イルゼ・フォン・アルベンハイム。正統派のイメージです。
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ハイドンのソナタの良さが、少しでも伝われば嬉しいです。ハイドンは短調の曲も素晴らしいので、またの機会に記事を書ければと思います。お読みくださり、ありがとうございました。
ハイドンのソナタは、短調も名曲です。こちらからどうぞ。