Magnolia★大人のピアノ日記

再開したピアノを趣味として楽しんでいます。

ピアノで曲をどのように弾くのか、考えてみる

こんにちは。Magnoliaです。

今、ピアノ曲の譜読みをしています!どのように弾くかを考えないまま、音を追うだけに必死になってしまうことが、私にはあります。鍵盤の正しい音を指で押すことだけをしている状態です。そして、ミスタッチを減らすことを頑張ってしまうのです…。私の場合、特に初めて弾く曲の練習初期に顕著になります。曲を長い期間弾いていると、表現にも気をつけて考えなくちゃ、とようやく感じてはいましたが…。

 

素晴らしい演奏を聴いたとき、どなたかのピアノブログや書籍を読んで、考えて弾くことの気付きをいただいたとき、私はどうなのかしら…と、ふと思い出しては、反省してしまいます。どのように弾くか、ピアノを弾くときはいつも意識しなくては!

 

以前、ピアノの先生に「楽譜を見すぎです」とご指摘を受けたことがあります。いつも楽譜にかじりついて、凝視しながら弾いていました。まさか、楽譜を見ることでご指摘を受けるとは!驚いてしまいました。楽譜を読み込まないまま、何も考えず楽譜の表記を見ては、反応してしまう、ということに問題があるようです。例えば、楽譜に記号でfと表示されているから、あっ!ここはフォルテだ!と思って何となく強く弾いていることのご指摘でした。

 

それは作曲家の指示で間違いなくフォルテなのですが、音楽の流れに沿っていないと、機械的に聴こえてしまうということでしょうね。だんだんと盛り上がってのフォルテなのか、一つの音を強調するようなフォルテなのか、どんな感情を表すフォルテなのか…。強く弾くと言っても、色々ありますよね。楽譜を見て、反応、見て、反応…を繰り返すと、取って付けたように辿々しかったり、音楽として不自然な感じ、美しさから離れてしまうのかなと思います。文字にして、改めて自分の荒さを確認いたしました!

 

出来ることなら暗譜をすると良いのは、楽譜に頼らず、縛られず、曲を自分の中に落とし込んで演奏、表現できるからということなのでしょうか。憧れます!

 

ということで、私も練習しました。曲は、ドビュッシー作曲《子供の領分》より「雪は踊っている」です。雪が細やかに静かに降ったり、嵐のように激しくなったり、キラキラしたり。様々な雪の情景を想像させるようなピアノ曲で、私は大好きな曲です。

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部分練習、確実に弾ける速さにテンポを落としてゆっくりと。画像のフレーズは静かにしんしんと降る雪を思い浮かべながら、表現したい音をイメージして、フレーズ前後の流れもよく聴かなくちゃ、部分的に暗譜も!と欲張りながら、頑張ってみました。

 

しかし、思うようには弾けません…。そうでした。そんな簡単に上手くいくわけがないのがピアノでした…。この練習は続く…、です。

 

ピアノ再開4年生にして、どのように弾くのか考えることの重要性と難しさを、ひしひしと感じます。多くの方にとっては当然のことかもしれませんが、演奏する際にとても大切なこと。もう少し早く気付きたかったです。でも、今気付けただけ良かったと思いたいです。無理矢理、前向きに持って行きますよ!!

 

次の練習も自分の思いを持って、ピアノに向かいたいです。その思いが音になるなら、この上ない幸せです♡