年が明けると、暖かい春が待ち遠しくなります。今回は、春におすすめのクラシックピアノ曲を紹介します。春の発表会、弾き合い会、パーティーにいかがでしょうか。もちろん、ひとりのお楽しみにも!難易度は、中級程度で選曲しました。
春におすすめのクラシックピアノ曲
無言歌集 春の歌 Op.62-6 メンデルスゾーン
春と言えば、この曲。メンデルスゾーンの大変有名な曲です。気品のある美しさが大人にもぴったりですね。花が咲き誇る暖かい春の訪れを喜んでいるようなイメージです。メロディは歌うように、分散和音は軽やかに弾けるようになりたいです。このバランスが難しいですが、春に弾きたい美しい名曲です。
ホルベルク組曲(ホルベアの時代より) 前奏曲 Op.40-1 グリーグ
希望と喜びを感じられるような曲です。春から新しいことに挑戦する方々にも、ぜひ聴いていただきたいです。華やかな曲なので、パーティーでの演奏にもおすすめです。16分音符を華麗に、流れるように弾く演奏に憧れます。
カノン パッヘルベル
多くの人に好まれ、卒業式のBGMとして使用されることもある曲です。春は卒業、入学、就職、異動、引越のシーズン。新しい環境へ向かう人々に感謝と応援の思いを込めて曲を贈るのも素敵ですね。
パッヘルベルのカノンは、編曲が多くあります。私が弾いてみたいと思ったのは、こちらのジョージ・ウィンストンの編曲「Variations on the Kanon by Pachelbel」です。優しさの中に力強さを感じる素晴らしいアレンジです。涙が出そう!!
難易度は、上級よりの中級、中上級。後半は難しいと思いますが、いつか挑戦したいです。
ジョージ・ウィンストン版カノンの楽譜は、ヤマハ「ぷりんと楽譜」で扱っています。(2024年1月14日現在)
「ぷりんと楽譜」では、ジョージ・ウィンストン版のほかにも、初級から上級まで様々なアレンジのカノンを購入できます。
また、手に入りやすいものでは、全音ピアノピース版のカノンもあります。
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春は明るい曲を選びたくなりますね。どれも大好きな素敵な曲ばかり。弾きたい曲が、どんどん増えていきます!私も季節の曲をレパートリーにしたいと思って、ブログに書いています。他の記事もお読みくだされば嬉しいです。