ピアノレッスンに行ってきました。シューマンの曲集《子供の情景》より「トロイメライ」を学んでいます。
自主練習していました
トロイメライは、1か月以上自分で練習していました。通して最後まで弾けるようになると、この弾き方でよいのかなと考えることもあります。先生のアドバイスが欲しくなり、今回初めてレッスンに持っていくことにしました。
トロイメライには、長く音を伸ばすタイがたくさん出てきます。長く伸ばす音、私は苦手です。音価があやふやにならないように拍を数えて弾いたり、練習の様子を記事に書いたときには、練習方法についてのコメントもいただき、参考にしました。(ありがとうございます!)我ながら頑張って練習しましたよ。
長く伸ばす音のことを書いた記事です。
指の届かない和音にどうしよう!と戸惑いましたが、一部アルペジオにしました。
ひとりで練習し続けたトロイメライ、レッスンで先生に聴いていただきました。
先生の感想
「楽しく弾くということなら、これでいいですよ。でも、レッスンに来てもらっているので、それ以上にしていきましょう。」とのことでした。
先生が聴くと、私の演奏はただ弾いているだけの状態ということなのかな。
音の長さと指の届かない和音のアルペジオのことは、大丈夫でした。練習の甲斐があって、良かったです。最後まで譜読み間違いもなく、音は取れていたことは褒めていただけました。
弱く弾く音は結構気を使ってみたけれど、そのようなことは今の問題ではなさそうですよ。私の演奏、先ずはどうすればよくなるか、先生に教わります。
前半部分のメロディ
主に前半部分、リピート(繰り返し記号)までをレッスンしていただきました。
メロディは、フレーズとその中にあるブレスも感じられる演奏にしましょう、ということで、弾き方・手首の使い方を学びました。ブレスでもブツっと途切れないようにしないといけないのです。テンポは揺れてOK。右手のメロディの声部だけ、先生のお手本を見て聴いて、練習しました。先生の手首は、とても柔らかい自然な動きです。音も温かさが感じられて、私とは全然違う!!
そして、アウフタクト(弱起)の曲なので、最初の音は弱拍となるように。今までのことを意識して、もう一度右手だけワンフレーズを弾いてみましょう!となりましたが、手首に拍子に意識しすぎて、演奏はとてもぎこちないものに。練習させていただきました。難しいです。
続いては、各声部をそれぞれ弾くこと、そして声部を組み合わせて弾く練習も。レッスンでも少し弾いて、いつものように宿題となりました。自分でも声部毎に練習をしていたのですが、練習量が少なすぎたようです。出直してきます。
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トロイメライ、短いのに美しさが詰まった名曲ですね。弾き始めからこのようなレッスンを受けられたらよかったのですが、弾き合い会の曲やほかの曲もあったりで、レッスン時間が取れませんでした。弾き合い会も無事終わり、これまでのレッスン曲が一つ減ったので、ようやくトロイメライもレッスン曲になりました。ひとり練習で回り道をしましたが、これからじっくり取り組みたいと思います。
短い名曲は他にもありますよ。