早いもので、大人になってピアノを再開して5年が経過しました。私はピアノ教室に通って、クラシックの曲を習っています。これまでの5年を振り返ってみようと思います!
ピアノ再開時の思い出
子供のピアノ教室の発表会で、自分の子供や他のお子様の演奏を聴いて心が動き、私もピアノを弾こう!と思ったのでした。ピアノとともに成長する姿、素敵なピアノ曲の数々、ピアノの音の響き…、このようなところに大人の私も魅了されました。
自分で弾いたピアノは、楽譜を読んで鍵盤を押さえられても弾き方を忘れています。強弱の付け方はどの程度?ペダルの踏み変えのタイミングが変かな?楽譜にペダル記号がないときはどうする?様々な疑問が湧き出てきました。
そして、久しぶりのピアノは弾いているとすぐに腕が痛くなりました。特に左手!湿布を貼って弾いていたこともあります。
これは、誰かに教えてもらわないと自分では解決できない問題だと感じ、ピアノ教室の体験レッスンを受けました。他人に、しかも30数年ぶりに、自分の演奏を聴いてもらうことは相当な緊張です。手は震えながらも、1曲弾いたことを思い出します。
初めてお会いする先生は、とても優しく的確なアドバイスをして下さいました。腕が疲れませんか?と腕の使い方を教えていただき、また、弾きづらいところの練習方法や強弱等の演奏方法も。それはそれは、知らなかったことばかり!目から鱗状態でした。その指導方法とお人柄の良さに感激し、教室へ入会をして現在に至ります。
再開5年目までの学びとチャレンジ
曲を演奏すること
「好きな曲を弾けるようになりたい」その思いは再開当初からあります。レッスン曲は、ほとんど自分で選曲しています。弾いている曲の難易度は、主に中級程度、ときどき背伸びして中上級程度の曲も。難易度は再開時から同じぐらいですが、様々な作曲家の曲に出会い、好きになって弾くことに挑戦しました。
再開時は、楽しくピアノを弾きたい!の気持ちで、先生からのアドバイスも頼りにしながら練習。できないことやわからないことは先生に質問していました。しかし、曲を表現することに関しては、かなり受け身のスタイルだったと思います。それでも、これまで先生の指導を受けていく中で、ピアノは弾くだけではなく、たくさんのことを考えて演奏するものなのだと学び、実感しております。
現在は、楽譜から読み取れることをレッスンで教わり、自分でどのように弾きたいか考えるようにしています。それを実際に演奏に出せるようになりたいです。練習が必要ですが、なかなか思うようには進みません!地道に頑張ろう。
テクニック面
テクニックを強化するような練習をあまりしていないので、大きくは伸びていないです。でも、5年弾いている指は、再開当初より動かしやすくなりました。ゆっくり成長しているようです。私は和音が苦手なので、今後は和音の多い曲を練習していきたいと思います。アラフィフが徐々に難しい曲に挑戦できるようになるには、どうしたらよいのでしょう。発表会が終わったら、改めて先生に相談してみようかな。
人前の演奏に挑戦
発表会に出るまでの練習と本番への挑戦、これはとても大きな経験であり、ピアノでの成長はもちろん、気持ちの面でも自分と向き合える良い機会になっています。
発表会など教室のイベントには、できるだけ参加してきました。緊張の度合いは、5年経っても変化はありません…。年に1-3回の本番なので、なかなか緊張には慣れません。緊張については、本を読んだり、ネットで調べたりしましたが、仕方のないもののようですね。緊張する自分を受け入れるしかないのかなと思っています。発表会では結構な失敗も経験しました!その中にも必ず得るものがあるので、また次回に向けてチャレンジです。
発表会では、他の生徒さんや先生の演奏も楽しみです。良い刺激を受け、自分の挑戦を労いつつ、また頑張ろう!と思えます。発表会で弾いた曲は、どれも思い入れが強くあります。
そして、今年は初めてストリートピアノに挑戦しました。浜松駅のShigeruKawaiフルコンサートピアノ「SK-EX」です。本当に素晴らしいピアノなのに、初めてでも挑戦しやすい状況でした。緊張もミスも含めて、楽しい思い出になりました!
これからもピアノ!
そんなこんなで、日々の生活とピアノに奮闘しております。疲れてピアノに向かう気力がなかった!練習しているのに弾けない!なんてこともたくさんです。でも、弾きたい曲のために、またピアノに向かいます。近い目標では、発表会の曲を何とか仕上げることです。少々焦り気味なので、練習しよう。
5年目の節目を迎え、振り返ってみれば、大人の私も少しは成長を実感。長い目で見れば、この先も成長すると思いたい!引き続き、ピアノや音楽と共に過ごし感じたことをブログに綴っていけたらと思います。
お読みくださり、ありがとうございました。