Magnolia★大人のピアノ日記

再開したピアノを趣味として楽しんでいます

愛と幸せのクラシックピアノ曲、私のおすすめ!

花嫁の持つブーケのアップ

 

愛と幸せがテーマとなるような曲を弾きたくなり、好きな曲をピックアップしてみました。大切な人へ感謝を込めて、言葉の代わりに演奏するのもロマンティックですね。発表会用の選曲に、結婚式での演奏・BGMにもおすすめのクラシックピアノ曲です。

 

難易度は、中級~中上級程度で集めました。

 

 

フォーレ:3つの無言歌 第3番 変イ長調

フランスの作曲家 フォーレの曲集《3つの無言歌》より3番目の曲。フォーレの作品では、初期のものです。フランス語のタイトルでは「3 Romances sans paroles」と表記されます。日本語では、「3つの無言歌」「言葉のない3つのロマンス」とも呼ばれます。曲を聴くと、穏やかで温かい気持ちになれそうです。美しいメロディが心地よい伴奏と共にゆったりと流れます。本当に素敵な曲、私も弾きたいです。難易度は中級程度、「ピアノ名曲150選 中級編(音楽之友社)」にも収録されています。

 

 

サティ:ジュ・トゥ・ヴー(あなたが欲しい)/Je te veux

こちらもフランスの作曲家、サティの有名曲でおしゃれなワルツです。この曲のピアノを聴くと、私はキラキラと輝く幸せ、爽やかな恋する気持ちのイメージを持ちましたが、元は歌曲のシャンソンで情熱的な歌詞が付いていたことを知りました。驚きです!どちらにしてもいい曲ですね。難易度は、全音ピアノピースで「C:中級」です。

 

 

歌(歌詞付)のリンクも貼っておきます。日本語訳もあり、興味深いです。

https://youtu.be/7yMTqm9_fwU?si=1lxSCZ8C7111w2Bs

 

メンデルスゾーン:無言歌集 デュエット Op.38-6

2つの声部、ソプラノとテノールの掛け合いが楽しめる1曲です。メロディーが高音と低音を行ったり来たり、タイトル通り二人の声でデュエットしています。後半は、二人が一緒に歌うところも盛り上がります。メロディーを支える分散和音がエレガントさを増しますね。メンデルスゾーンらしい気品のある曲だと思います。難易度は、ヘンレ版の中級3段階の真ん中、中級の中頃です。

 

エルガー:愛の挨拶/Salut d'amour

イギリスの作曲家 エルガーが、妻となるキャロライン・アリス・ロバーツとの婚約で彼女に贈った曲です。曲の内容はもちろんのこと、タイトルもエピソードも幸福に満ち溢れているので結婚式にもぴったり!日常でも耳にすることも多い名曲です。ゆっくりめのテンポでしっとりと弾く演奏も、味わい深くて好きです。難易度は、全音ピアノピースで「C:中級」です。

 

グリーグ:抒情小曲集 トロルドハウゲンの婚礼の日 Op.65-6

ノルウェーの作曲家 グリーグのピアノ曲集《抒情小曲集》に収録されている中でも有名な曲。明るく楽しい婚礼の様子が思い浮かびます。中間部は、優しく美しく歌っています。難易度はヘンレ版の中級3段階で1番上、上級に近い中級です。曲が長くて、音も多いので難しいですが、いつか挑戦したいです。

 

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最近の私は、癒される曲や切ない曲を好んで弾いていました。気分を変えて愛を感じる曲を聴いていたら、やはり弾きたくなります。明るくて希望があって良いですね。大作曲家が妻を思って書いた曲も素敵!昨年から、私はメンデルスゾーンの曲を弾いているので、次は「デュエット」もいいなと考えています。ピアノでロマンティックな気分に!